結婚は『異文化交流』

結婚なんて女の墓場だ!と思っていた・・・見方を変えれば、結婚て面白い!

兄が死んだあと...

★なかなか、結婚がなぜ異文化交流なのかっちゅう話まで辿り着きませんが、気長にお待ちください。現在、一歳になったばかりの子育て中で、睡魔に勝てず、ブログ更新もちんたらしています。(*ノωノ)★

 

兄が死んでからというもの、両親の安定剤替わりになった私の生活は一転しました。そして、二人兄妹の片割れが死んでしまったため、たった一人の子である私に両親の注目が集中するようになったのです。

 

当時、私はインドの美術大学に留学する計画を立てており、インド人の友人にインドでの留学先を探してもらっていました。留学費用も貯まり、そろそろ親に話して、計画を実行させようかというときの『兄の死』でした。

 

とてもじゃないけど、ぼろぼろになった両親を置いて、インドへ旅立つことはできませんでした。夢よりも親を選んだわけです

 

兄の死から半年ほど経ったころに両親の心が落ち着いてきたように思い、家を出ることを両親につげました。

父は好きにしなさいと言ってくれたが、母は泣いて私にすがりました。

インド留学計画と共に、私の独り立ち計画もぽしゃりました。

泣かれると弱い私...。男に生まれていたら、女のウソ泣きにコロッと騙されるタイプになっていたと思います。(笑)

 

妹である私。という身分から、親から放任されていた(と思っていた)私。

 

兄が死んだことによって、『家を継がなければならない?孫の顔を見せてやらなければならない?ご先祖様の墓守は私?...私がやらなくちゃなんねぇべ!』

責任ある立場になってしまったと悟った20歳の夏であった。